シャドーイングの効果・やり方・コツ

本物のシャドーイングで本物の​英語力を

このホームページのいたるところで強調していますが、らいひよが最も重視しているのが「シャドーイング」と呼ばれるメソッドです。シャドーイングは英語力の向上、特にスピーキング力・リスニング力の向上に極めて効果的であり、トレーニングの根幹となる練習法です。

シャドーイングとは何か、どのような効果があるかについて詳しくお話しする前に、はじめに、らいひよが生徒さまにお願いするシンプルなルールをお伝えします。

グランドルール

シャドーイングはどんなに多忙であっても、1セット = 15 ~ 45 分の練習を、毎日朝1セット + 夜1セット = 1日2セット を必ず実施していただきます。

この朝・夜合計 30 ~ 90 分のシャドーイングを毎日欠かさず行うことが私たちの提供するトレーニング*の核であり、そのために必要なあらゆるサポートを全力で行います。

  • シャドーイングが課題であるコース

シャドーイングとは

シャドーイングはもともと通訳者・同時通訳者のトレーニング方法でしたが、近年急速に英語学習者の間でも効果的な学習方法だと認知されてきています。シャドーイングを扱う雑誌や書籍も増えてきています。

シャドーイングは様々なやり方がありますが、もっとも基本的な方法は、「聞こえてきた音を、音源のスピーカーよりも約0.5秒程度遅れて真似する」というものです。
シャドー ( = 影) のようにスピーカーについていくため、シャドーイングと呼ばれます。

シャドーイングの効果

シャドーイングには、主に以下のような効果があります。

  • リズム・イントネーションと発音向上に極めて効果的
  • 英語の強弱の感覚に敏感になり、無駄なところを強く読まなくなる。
    (多くの学習者のとって、発音がきれいに聞こえない大きな理由の1つは弱く発音すべき音を強く発音してしまうことです)
  • 単語同士の音のつながりに強くなる
  • 母音・子音の正しい発音練習に最適
  • 意味や文法の切れ目が分かるようになる、区切り・息継ぎの位置が分かる
  • 早いスピードの英語に慣れるのに効果的
  • 英語をかたまり( =チャンク)でとれるようになる。音読する時はより長いまとまりを一息で読めるようになる。
  • 英語のかたまり・切れ目に対する意識が格段にあがるため、リーディング力向上にも大変効果的
  • 言うまでもなく聞き取れていないと真似できないので、リスニングに最も効果を発揮

以上のように、シャドーイングは様々な英語スキルに極めて効果的です。

しかし、シャドーイングをしたことがある人ならご存知かと思いますが、「正しいシャドーイング」は決して簡単ではありません。

特にシャドーイング初心者の方は、レベルにかかわらず「なんでこんなにゆっくりな音源がうまく真似出来ないのだろう」、「聞き取りはできるけどシャドーイングになると速すぎてとても真似できない」などと感じる方が多いのではないでしょうか。その原因は、まさにその方の「インプット力とアウトプット力のギャップ」であり、そのギャップを埋めることがスピーキング力向上には欠かせない要素です。

その方のレベルやニーズに合った音源を選ぶところから、正しいシャドーイングの仕方、効果を最大化するところまで、丁寧にお教えしますのでご安心ください。
また、シャドーイングの準備段階としてのディクテーションも必要に応じて組み入れます。(上級の方にはディクテーションは行いません。)

らいひよの行う本物のシャドーイングについて

他スクールとは「量」「質」ともに圧倒的に異なるシャドーイング

シャドーイングの効果が幅広く認知されているにも関わらず、シャドーイングをレッスンのメニューの柱にしている英語スクールは全国でも多くありません。

私たちは、独学の英語学習者のほとんどがシャドーイングのもつ潜在的な効果・効能を半分も引き出せていないと考えています。

らいひよの生徒さまには、他スクールとは「量」「質」ともに圧倒的に異なる「正しい本物のシャドーイング」を徹底して行っていただきます。

このようなシャドーイングは、わたしたちはシャドーイングとは呼びません

ほとんどの英語学習者にとって、下記のことは普通のことかもしれません。

  • 音源のスピーカーに最初から最後まで遅れずついていけたからもう大丈夫
  • 最初から最後まで噛まないで言えるようになったからもう満足
  • 通勤時間の電車で小声だけど口を動かしながら何度も練習したし音源についていけてる
  • 今日は日中練習した、合計50回以上も練習した
  • 1日では不十分なので3日連続で何度も練習した
  • 発音記号を理解していないがスムーズに言えてるのでOK
  • 発音記号はだいたいOKだが分からないものも少しあって適当に言っている

しかしらいひよでは、上記のことに1つでもあてはまる場合は、シャドーイングの効果を最大限に引き出せていないと考えています。

効果が最大限に上がる「本物のシャドーイング」

らいひよが本物のシャドーイングと考える方法は、以下のようなものです。

  • シャドーイングは毎日行う
  • 15分〜45分程度のシャドーイングの「セット数」と「練習日数」を増やす
  • ぶっ続けで90分シャドーイング < 15分を朝・昼・夜のセット
  • 1回のシャドーイング時間は長くても30〜45分にとどめる
  • 同じ教材を1週間は毎日やる
  • シャドーイングをする時は「大きな声を出すことができて、恥ずかしがらず何回も失敗できる」場所でやる
  • 電車などの声が出せない場所では頭の中だろうと、口を動かそうと、シャドーイングはしない
  • 一定時間巻き戻し可能なオーディオプレイヤー(再生機器としてIC レコーダーを強く推奨しています)を使用する
  • 他人にシャドーイングを披露する
  • シャドーイングを披露し、発音・切れ目・語のつながりなど、適切なフィードバックをもらう

このような真に効果が高いシャドーイングを毎日行うことは、決して容易ではなく、並大抵の意志ではできません。
だからこそ、私たちはこのシャドーイングが生徒さまのルーティーンになるよう全力を尽くします。

モチベーション維持から時間管理・生活習慣にいたるまで、このシャドーイングをルーティーン化するためにあらゆる工夫をいたします。シャドーイングをこれまでにしたことがなくても大丈夫です。正しいやり方やコツをていねいにお伝えします。

以上のような負荷の高いトレーニングを日々こなすことにより、スピーキング力を中心とする英語技能の飛躍的なスキルアップが期待できます。

独学では難しいシャドーイングのフィードバック

シャドーイングのフィードバックでは、スピードについていけているか、抑揚やリズムは自然かなどをチェックするのはもちろんのこと、特に

  • 個々の単語が正しく発音できているか
  • 不自然・不正確に発音している音素がないか
  • word stress / sentence stress などが stress が自然か
  • 音のつながりが適切か・自然であるか

など、「発音」に関して細かく指摘していきます。よって、シャドーイングコースのコアとなるのは「発音フィードバック」です。

極端な話ですが、これらのフィードバック項目は自分で録音して、気になった箇所を自分で矯正していく、ということもできなくはありません。
しかし、よほどの上級者や正しいシャドーイングの練習経験が豊富な学習者でない限り、セルフフィードバックのみで上記の点を自己改善できる英語学習者はほとんどいないと思います。

独学が難しいシャドーイングだからこそ、私たちはシャドーイングのフィードバックと矯正を大変重要視しており、時間をかけてていねいにフィードバックしていきます。