- お名前:後藤 文夫 様
- 英語力:TOEIC®825点 → 英検®1級合格
- 目標:英検®1級合格
モニターに申し込んだきっかけはなんですか?
以前 JRC ( Jun Reading Club ) という勉強会を通じて知り合ったお二人からモニターの話を頂いた時、2人の実力をよく知る私は、即OKした。SNSで有名なJunさんは言うまでもなく、Salahさんは IELTS Speaking 8.5という、日本国内では滅多にお目にかかれないレベルの実力の持ち主である故、断る理由などある訳はなく、喜んで協力する事にした。
課題の量はどうでしたか?
当初2週間の私のメニューは、
① 与えられた英文(3分半程度)のシャドーイング
② 高校基礎レベルの瞬間英作文(約60文)
③ ボキャブラリーノート(30単語を英文にして覚える)
④ 2~3分程度の創作スピーチ毎週1つ暗唱
である。こうして書き出すと楽な印象を与えるかもしれないが、仕事を持つ社会人なら、これ以外の学習が出来なくなる程の負荷である。
私は、一般的な学習者の中では①②に積極的に取り組んできた部類であるので、長期的視野に立てば、このメニューが、アウトプット力強化に効果を発揮するのは間違いないと確信した。特に、TOEIC®900を越えるものの、アウトプットに自信を持てない人に最も効果を発揮すると思われる。
その後の3週間のメニューは、英検®1級2次対策として、②③を止め、英検®用スピーチ毎週3つ作製&暗唱に変更。はっきり言って、盆休みという長期休暇がなければ達成出来なかったレベルの負荷だ。
ディクテーションを含めた発音指導に関しては、主にSalahさんが、独学では気付きにくい私の癖(3単現や複数のSが抜ける、中学レベルの単語のアクセント・発音の覚え間違い、Schwaが強過ぎる、リンキングが日本人っぽい等)を指摘矯正し、スピーチの展開に関しては、Junさんが豊富な経験による有益な方法論と対案を示し、2人の感性による質疑応答が成された。質疑応答は、「そんな事聞かれても、答えようがない。」と思われる事が多く、ついつい端的に答えてしまいがちだったが、言えないなりにひねり出して何かを話す力が、かなり付いたと思う。
始めようか迷っている方にメッセージやアドバイスをお願いします。
それなりにプライドの高い私が素直に指導を受けられたのは、2人の英語力に対する絶大なる信頼感と、魅力的な人柄のお陰であると思います。壁を越えたい人、本物の指導を受けたい人に心からお奨めします。
最後に嬉しい報告をお願いします。
2017年第2回英検®1級 1次免除にて無事2次合格を果たした。1次合格、2次不合格の状態でモニター参加し、みっちりと2次対策をして頂いたお陰で合格出来たと確信している。
前回、スピーチを完成させながらも時間が余り、質疑応答でも簡潔に答え過ぎた反省を本番で活かすことを心がけた。当日は、結論を言う前に2分が経過してしまったものの、質疑応答では、下手な英語なりに1度も沈黙せず、ひたすら話す事が出来たのは、お二人の適確なアドバイスとフィードバックにより、流暢性が増したからだと思っている。
正直、試験終了後は、適切な表現が浮かばず苦々しい思いで、まさか合格しているとは思わなかった。それ故、勝因は、必死な思いで紡いだ英語が評価されたとしか思えず、らいおん と ひよこのモニター参加なしでは達成出来なかったであろう。
下手なりに食らいつく英語に進化したのは、らいおんとひよこのハードなトレーニングのお陰である。
お二人に恩返しが出来、心から嬉しく思っている。
ありがとうございました。